ジェスアーティ教会は、ザッテレ通りの散策の際に立ち寄ると良いでしょう。この美しいロココ様式の教会は、サンタ・マリア・デル・ロサリオとも呼ばれ、ウォーターフロントの4つの広場にあります。ファサードは、1726年から1743年にかけてドミニコ会のために建てられたもので、ジョルジオ・マッサーリが設計し、聖ドミニコや他の聖人の絵画やフレスコ画を依頼しました。
ジャンバッティスタ・ティエポロは、聖ドミニコの生涯を色鮮やかな天井パネルに描くという栄誉に浴しました。1つの祭壇には、ティントレットによる壮大で強烈な「磔刑」があります。
左側には、ルネッサンス期の宝石ともいえる「訪問教会」があります。
この2つの教会を三方から囲むように、巨大なドン・オリオーネ修道院があります。かつては孤児のための工芸学校でしたが、現在はほとんど放棄され、一部は宗教的なゲストハウスになっています。