ベネチアの街は、かけがえのない歴史的・文化的遺産を有しています。何世紀にもわたり、貿易の地であると同時に文化の地でもあったのです。ラグーンの偉大な芸術のひとつに音楽があります。コンサートは、ヴェネチアの日常生活に欠かせないものでした。ベネチアは偉大な芸術家を輩出し、多くの外国人芸術家を受け入れてきました。
ベネチアの作曲家アントニオ・ヴィヴァルディは世界中で有名であり、彼の死後も再評価され、復活している。現在、多くの現代美術家が彼の作品をバロック様式で解釈している。
もう一人の偉大なベネチア人は、作曲家アントニオ・サリエリで、彼は常にヨーロッパの王侯貴族や政治家に評価されてきた。ブラーノの作曲家、バルダッサーレ・ガルッピのことも思い出す。
また、イーゴリ・ストラヴィンスキーなど、海外の偉大な芸術家にも愛されたラグーンです。ここでは、1956年にサン・マルコ寺院で演奏された仏露の作曲家の作品を紹介します。彼は、妻ヴェラとともにヴェネチアに埋葬されることを正式に希望した。両者ともサンミッシェル墓地に眠る。
現代音楽では、ベネデット・マルチェッロ音楽院で学んだドロソドゥーロ出身のイタリアン・ポップス・アイコンであるパティ・プラヴォが参加しています。しかし、本土では、ヨーロッパのプログレッシブシーンでも知られ、ベネチア人に愛されているイタリアのロックバンド「ル・オルメ」が結成されていた。
ラグーンは素晴らしいコンサートの舞台にもなっています。最も有名なのは、1989年7月15日、ピンク・フロイドがレデントーレ・フェスティバルで行ったものである。 ヨーロッパ中の若者を魅了したこの素晴らしいコンサートを、イタリア人は決して忘れることはないだろう。コンサート終了後には、レデントーレ・フェスティバル恒例の花火が打ち上げられました。
ベネチアの歴史ある会場、バカロジャズやベネチアジャズクラブでは、今でもライブ演奏が行われています。ラグーンのクラブでは、オルタナティブ系やインディペンデント系のバンドが盛んに活動しています。ベネチアを訪れたら、ライブコンサートが行われるクラブに足を運んでみるのもおすすめです。クラブやリストパブなど、お探しのものを地図で確認することができます。