loading

サンタ・マリア・デラ・サルーテ

丸みを帯びた大理石の内装には、ティントレットやティツィアーノの作品など、印象的な絵画コレクションが飾られていました。聖母は主祭壇上でビザンチン様式のイコンと、素晴らしいドラマチックな大理石の彫刻群によって称えられています。

11月21日は「サルーテの祭日」で、ヴェネツィアの人々は今でも感謝と健康を祈るために訪れます。この日、教会では1年中見ることのできない宝物が展示されています。両サイドの祭壇には金のアンテロープが飾られ、中には数百個の古代の貴石や宝石で飾られたものもあります。また、聖ルカが描いたとされるヴェネツィアで最も重要なイコン「ニコペイアの聖母」も展示されています。
祝祭日の1週間前になると、大運河に橋が架けられて教会に直接アクセスできるようになり、市民はミサに参加したり、キャンドルを灯したり、友人と会ったりするために橋を渡ります。