これはトルチェッロ島のツアーである。島全体を観光するには3、4時間もあれば十分です。ブラーノ島と一緒にトルチェッロ島を訪れることをお勧めします。

トルチェッロ島はヴェネチアのラグーンに浮かぶ緑豊かな島で、人口10人ほどのため、基本的なサービスはほとんどありません。しかし、観光客やヴェネツィア人が多いため、交通機関は発達している。トルチェッロへは、フォンダメンテ・ノーヴェからヴァポレット12番に乗ることができる。午前9時18分まではフォンダメンテ・ノーヴェから12番の水上バスが運行されている。 それ以降はフォンダメンテ・ノーヴェからブラーノ行きの12番をご利用ください。ブラーノからはヴァポレット9番に乗らなければなりません。9番のヴァポレットがブラーノ・トルチェッロ間を15分間隔で運行しています。トルチェッロ島は夜間運行も行っている。

トルチェッロを訪れれば、ベネチアン・ラグーンの過去に足を踏み入れたような気分になるだろう。トルチェッロ島には10人ほどしか住んでいないため、昼食を取ろうと思えばほとんど選択肢がないが、これは決して不利なことではない。島の数少ないサービスは、情熱と献身をもって運営されている。
ヴァポレットを降りたら、島で唯一の本格的な道路に沿って内陸に向かう。ベネチアに2つある欄干のない橋のひとつ、ディアヴォロ橋に向かう。ラグーンではカンナレッジョのキオード橋と共通するユニークな特徴だ。

サンタ・マリア橋(Ponte Santa Maria)は、島で2番目の橋である。すぐにボルゴニョーニ広場(Fondamenta Borgognoni)があり、アッティラの玉座がある。それほど遠くないところに、この島で最も重要な目的地であるサンタ・マリア・アッスンタ聖堂があります。ヴェネチアン・ビザンティン様式の宝石のようなこの建物は、ラグーンに現存する最初の建物のひとつで、壮麗な鐘楼が自慢です。同じ建物群のサンタ・フォスカ教会には、船乗りヴィターレがヴェネツィアにもたらしたベルベル人の聖人フォスカの遺骨が納められている。

この教会群の隣にはトルチェッロ博物館がある。ここでは、遺跡や証言を通して島の歴史を学ぶことができる。

ラグーンの過去に飛び込みたいなら、トルチェッロは訪れるべき場所である。