マドンナ・デッラ・オルト教会

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マドンナ・デッロート教会は、1350年にフミリアーティ修道会の依頼で建てられたヴェネツィア・ゴシック芸術の傑作です。オリジナルの教会は、聖クリストファーに捧げられ、その名が付けられました。聖クリストファーは、ラグーンを渡る旅人や船頭の守護聖人でした。現在でもポータルの上には聖クリストファーの像があります。教会の名前は、1414年に野菜畑の近くでマドンナ像が発見されたことをきっかけに、十人委員会の譲歩によって変更されました。ヴェネツィアの人々は、イエスを腕に抱くこの未完成のマドンナ像に特別な力があると信じていました。また、高さ56メートルの美しい鐘楼もあります。

内部には3つの身廊があり、左右には美しい柱が立っています。大きなバラ窓とポータルは、ヴェネチア人のバルトロメオ・ボンの作品です。他の多くのヴェネツィアの教会と同様に、石積みの仕上げ技術であるレガルジエの技法が見られます。また、教会内部には美しい回廊がありますが、特別なお祝いやイベントがある場合を除き、見学することは難しいとされています。

教会の宝物は、教区民であり、数メートル先に住んでいたティントレットの作品です。  教会内には、プレートで示されたティントレット家の墓もあります。この墓は、司祭室の右側にある礼拝堂にあります。教会を手がけた他の偉大な芸術家は、ベッリーニ、ヴィヴァリーニ、チーマ・ダ・コネリアーノです。ティントレットは、1562年に壮大な「万能の審判」を描き、教会に寄贈しました。また、ティントレットの作品では、1551年から1556年の「神殿でのマリアの奉納」と1562年の「金の子牛の崇拝」がお勧めです。教会のもう一つの傑作は、1495年にCima da Coneglianoが描いた「洗礼者聖ヨハネと聖ペテロ、マルコ、ジェローム、パウロ」です。 

教会には他にも多くの芸術作品があり、見ごたえがあります。さらに詳しく調べてみることをお勧めします。地図を参考に、教会からほど近い場所にあるティントレットの家にも足を運んでみてはいかがでしょうか。